層雲閣グランドホテルは現在どうなった?改装の真相と最新口コミを徹底調査
北海道の大自然を象徴する大雪山国立公園の玄関口、層雲峡温泉。大正時代から100年以上の歴史を刻んできた名門「層雲閣グランドホテル」を巡り、旅行ファンの間では「閉館してしまったのか」「名前が変わったと聞いたが何が起きたのか」といった関心が高まっています。昭和から平成にかけて団体観光の象徴として愛された大型老舗宿は、いまどのような姿へと進化を遂げているのでしょうか。
本稿では、事業承継に伴う館名変更の真相から、大規模リニューアルの全貌、絶景の峡谷露天風呂や大人気バイキングの最新評価までを徹底取材しました。2026年現在のリアルな宿泊体験や口コミデータを検証し、予約前に知っておくべき決定的なポイントを分かりやすく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:層雲閣グランドホテルは閉館しておらず、大手ベルーナグループへの事業承継を経て「層雲閣」へと屋号を改め、大規模リニューアルを完了して元気に営業を継続している。
- 要点2:改装後は北海道の旬の味覚を揃えたライブビュッフェやカニ食べ放題、層雲峡随一の絶景を誇る峡谷露天風呂「宇旅璃(うたり)」が旅行者から高い評価を獲得している。
- 要点3:歴史ある宿ならではの昭和の面影を残す一部設備と、洗練されたモダン和洋室が混在するため、滞在の目的に応じた客室選びが満足度を左右する。
【2026年最新】層雲閣グランドホテルは現在どうなった?閉館の噂と館名変更の真相
ネット検索で「層雲閣グランドホテル 閉館 理由」といった不穏なキーワードを見かけ、不安を感じた方も少なくないはずです。しかし、結論から言えば層雲閣グランドホテルは閉館していません。現在も層雲峡温泉の中心で、装いを新たに営業を続けています。
ではなぜ、このような閉館の噂が広まったのでしょうか。その発端は、2022年春に実施された館名の変更と大規模リニューアル工事に伴う一時休館にあります。従来の「層雲閣グランドホテル」という名称から「グランドホテル」を外し、創業時からの由緒ある屋号である「層雲閣」へと原点回帰するブランド刷新を行いました。
大手旅行予約サイト(OTA)や地図サービスにおいて、旧施設名が「閉業」「掲載終了」として処理され、新名称「層雲閣」へ移行する過渡期に情報が交錯したことが、ネット上で「閉館したのではないか」という誤解を生む原因となりました。現在はリニューアルオープンから年月を経て運営体制も完全に定着し、道内屈指の人気温泉リゾートとしてのポジションを確立しています。

名門旅館の劇的再生|運営会社変更とリニューアルの経緯を読み解く
層雲閣は、大正12年(1923年)に登山家であり地域開拓者でもあった荒井松之助氏によって開かれた、層雲峡温泉でも最も歴史ある老舗宿の一つです。しかし、昭和から平成にかけて主流だった大規模団体旅行から個人旅行(FIT)への急速なニーズシフト、さらに近年の激変する観光需要を受け、抜本的な事業変革が求められていました。
こうした中、通信販売大手の株式会社ベルーナがホテル事業の拡大戦略の一環として同館の事業を承継しました。ベルーナは全国でリゾートホテルやシティホテルを再生・展開してきた実績を持ち、老舗の伝統と最新のリゾート機能を融合させる大規模な投資を実施したのです。
この事業承継とリニューアルによって行われた主な刷新は以下の3点です。
- フロント・ロビーおよびパブリックスペースの現代化:大雪山の自然美を感じさせる木目調のモダンデザインを採用し、開放感あふれる空間へ一新。
- 客室の改装:従来の純和風客室から、シモンズ製ベッドなどを導入した快適な「和モダン客室」やファミリー向け客室への転換を推進。
- 料飲体験のアップグレード:団体向け大宴会場中心のスタイルから、オープンキッチンを備えた劇場型ビュッフェレストランへの全面改装。
昭和の大型観光ホテルが抱えていた「設備の老朽化」と「画一的なサービス」という課題を、資本力と現代的マーケティングによって見事に解消した好例と言えます。
【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル|バイキングと露天風呂の評価
実際に宿泊した利用者の宿泊記ブログや口コミサイトに投稿された膨大なレビューを分析すると、新生「層雲閣」の強みと課題が浮き彫りになってきます。
1. 圧倒的な迫力を誇る「峡谷露天風呂」と名湯の魅力
宿泊客から極めて高い満足度を得ているのが、層雲峡の険しい柱状節理の岩肌を間近に望む温泉施設です。特に2021年のプレリニューアル時に新設された峡谷露天風呂「宇旅璃(うたり)」は、手つかずの自然と一体になれるインフィニティ設計が話題を呼んでいます。
泉質は肌に優しい単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。「四季折々の渓谷美が目の前に広がり、冬場の雪景色と氷瀑のライトアップは息をのむ美しさ」「歴史あるマルモ大浴場と合わせて湯巡りできるのが贅沢」と、温泉通からも絶賛されています。
2. カニ食べ放題と北海道グルメで沸くバイキングの評判
食事面では、リニューアルされたビュッフェレストランが高評価を牽引しています。季節ごとに開催されるフェアの中でも、特に人気を博しているのが「カニ食べ放題」付きプランです。
ライブキッチンから提供される焼き立ての牛ステーキや揚げたての天ぷら、北海道ならではの新鮮な刺身や郷土料理が並び、「品数が豊富で子どもから高齢の親まで全員が満足できた」「目玉のカニも身入りが良く期待以上だった」という口コミが目立ちます。朝食ビュッフェでも、自分で作る海鮮丼や焼きたてクロワッサンが好評です。
3. 口コミから見えるリアルな注意点
一方で、率直な意見として散見されるのが「建物の広さゆえの移動距離」と「一部に残る旧館の年季」です。増改築を重ねてきた大型旅館特有の構造上、大浴場やレストランへの移動で長い廊下や階段を経由するフロアがあります。足腰に不安のある同行者がいる場合は、エレベーター近くの客室をリクエストするなどの配慮が推奨されます。

データで見る層雲峡の宿選び|主要ホテル比較と客室おすすめ
層雲峡温泉エリアには魅力的な温泉宿が点在しています。滞在のスタイルに合わせて最適な宿を選択できるよう、主要ホテルの特徴、価格帯、客室設備などを一覧表で比較しました。
| 施設名 | 特徴・温泉の強み | バイキング・食事特色 | 1泊2食の目安料金 / 日帰り温泉 |
|---|---|---|---|
| 層雲閣(旧グランドホテル) | 大正創業の歴史、峡谷露天風呂「宇旅璃」の絶景とマルモ大浴場 | オープンキッチン型バイキング、旬のカニ食べ放題、道産素材料理 | 1名あたり 約14,000円〜28,000円 (日帰り入浴:大人1,000円前後) |
| 層雲峡 朝陽亭 | 高台からの雄大な眺望、白濁した硫黄泉と展望大浴場 | 北海道四季折々のビュッフェ、炭火焼きレストランプランなど | 1名あたり 約13,000円〜26,000円 (系列館との湯巡り無料) |
| ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT | 層雲峡で最も高台に位置、館内3か所の大浴場と2つの露天風呂 | 創作和食会席や高級感あるリゾートビュッフェ | 1名あたり 約16,000円〜35,000円 (日帰り入浴:大人1,200円前後) |
| 層雲峡観光ホテル | 道内最大級の広さを誇る混浴露天風呂「宇旅璃」(湯あみ着着用) | コスパ重視の食べ放題バイキング | 1名あたり 約11,000円〜22,000円 (日帰り入浴あり) |
失敗しない客室選びのおすすめ基準
層雲閣に滞在する際、満足度を最大化するための部屋選びのポイントは以下の通りです。
- カップル・夫婦・静かな滞在重視派:リニューアル済みの「和モダン和洋室」または「展望客室」がベスト。シモンズベッドと洗練されたインテリアで、リゾートホテル同様の快適性が約束されます。
- 3世代家族・グループ旅行:広々とした本館の「二間続き和室」がおすすめ。プライベート空間を保ちつつ、全員で団らんできるゆとりがあります。
- リーズナブル重視の一人旅・ビジネス:改装前のスタンダード和室や洋室プランを活用すれば、1万円台前半で温泉と豪華バイキングを満喫可能です。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|アクセスと予約の注意点
層雲閣を利用するにあたり、事前に把握しておくべき実務的な盲点と注意点を整理しました。
1. 観光アクセスと冬期の交通事情
層雲峡温泉へのアクセスは、JR石北本線の上川駅から道北バスで約30分、またはJR旭川駅からバスで約1時間50分です。車の場合は旭川紋別自動車道の上川層雲峡ICから国道39号線を経由して約25分で到着します。
注意したいのは冬期間(11月〜4月)のドライブです。石北峠周辺は厳しい積雪と路面凍結が発生するため、冬用タイヤの装着はもちろん、運転に不慣れな方は旭川駅や上川駅からの送迎・公共交通機関の利用を強く推奨します。また、名物イベントである「層雲峡温泉氷瀑まつり」の会場へは温泉街から徒歩圏内ですが、夜間は氷点下10度以下まで冷え込むため万全の防寒対策が必須です。
2. 日帰り入浴の利用条件
「層雲閣の日帰り温泉」は観光客や登山客にも人気ですが、混雑時や清掃時間(特に昼前後のメンテナンスタイム)には利用制限がかかる場合があります。訪問前に公式ホームページまたは電話で当日の受け入れ状況を確認しておくのがスマートです。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
昭和の名門から現代リゾートへと生まれ変わった層雲閣ですが、旅行者の求めるニーズによって評価が分かれます。後悔しないための明確な判断基準を提示します。
層雲閣を心からおすすめできる人
- 北海道の味覚とカニをバイキングで心ゆくまで味わいたい人:ライブ感あふれるビュッフェの充実度はエリアトップクラスです。
- 雄大な大自然を望む絶景露天風呂で癒やされたい人:峡谷美と歴史ある名湯の掛け合わせは唯一無二の体験となります。
- 家族旅行やグループで高いコストパフォーマンスを求める人:価格以上の食事クオリティとリニューアル設備の恩恵を受けられます。
予約にあたって慎重に検討すべき人
- 小規模で完全な静寂や「部屋食」のおもてなしを求める人:大型ホテルであるため、ビュッフェ会場やロビーには活気があり、部屋食プランは基本的にありません。
- 全館完全バリアフリーの最新ホテルを期待する人:リニューアルされた客室内部は段差が解消されていますが、館内の移動導線には一部スロープや階段が残ります。
【層雲 閣 グランド ホテル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:層雲閣グランドホテルは経営破綻して閉館したのですか?
A1:倒産や完全閉館したわけではありません。2022年に大手ベルーナグループへ事業承継され、屋号を「層雲閣」へと改めました。館内設備や客室、ビュッフェ会場を大幅にリニューアルし、現在も大人気で営業しています。
Q2:2026年現在、カニの食べ放題プランは通年で利用できますか?
A2:カニ食べ放題付きバイキングは主に冬春シーズンの目玉企画や特定プランとして提供されています。時期や仕入れ状況によりフェア内容が変わる場合があるため、宿泊予約時にプラン詳細の記載を必ずご確認ください。
Q3:日帰り入浴の料金と利用時間を教えてください。
A3:日帰り入浴は大人1名あたり1,000円前後(子供半額程度)で利用可能です。利用可能時間は通常13:00〜18:00頃が中心ですが、清掃スケジュールや繁忙期の混雑状況により変動するため、事前確認をおすすめします。
Q4:最寄り駅からの無料送迎バスは運行されていますか?
A4:時期や宿泊プランに応じてJR旭川駅や上川駅からの送迎バスが運行される場合があります。完全予約制かつ席数限定となることが多いため、宿泊予約完了後にお早めにホテル公式へお問い合わせください。
まとめ:2026年の層雲閣で失敗しない滞在を叶えるために
「層雲閣グランドホテル」から「層雲閣」への進化は、単なる名称の変更にとどまらず、100年の歴史を持つ名門旅館が現代の旅行者に寄り添った形で遂げた見事なリノベーションの成果です。
圧巻の峡谷美を望む露天風呂、北海道の味覚を満喫できるライブビュッフェ、そして快適に生まれ変わったモダン客室は、家族旅行から一人旅まで幅広い滞在を確実に彩ってくれます。昭和の懐かしさと令和の快適性が心地よく調和する新生・層雲閣で、大雪山の雄大な大自然に包まれる特別な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。 (出典: 層雲 閣 グランド ホテル(Yahoo!ニュース))