セブンオーダー元の名前はLove-tune!改名の真相と激動の歩みを徹底解剖
音楽、演劇、アート、プロデュース業と、ジャンルの枠を超えてマルチなクリエイティブを発信し続けるボーイズグループ「7ORDER(セブンオーダー)」。彼らの歩みを追うリスナーやエンタメファンの間で、今なお頻繁に検索されているのが「セブンオーダーの元の名前は何か」「なぜ改名に至ったのか」という出自に関する疑問です。
彼らの原点は、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のジャニーズJr.内で絶大な動員力と熱狂を誇った伝説のユニット「Love-tune(ラブ・トゥーン)」にあります。ジュニア屈指の人気を誇りながら、なぜメンバー全員での一括退所という前代未聞の選択をし、新たな看板を掲げて再出発したのか。当時の公式発表、関係者の証言、メンバーの手記やインタビュー記録を交えながら、改名の決定打となった構造的背景と2026年現在の最新動向までをジャーナリスティックに解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:セブンオーダーの元の名前は、ジャニーズJr.内でバンドとダンスを融合させた伝説的ユニット「Love-tune(ラブ・トゥーン)」。
- 要点2:改名の本質は単純なイメージチェンジではなく、旧事務所からの全員一斉退所に伴う商標権・知的財産権の壁を越え、完全なセルフマネジメントを行うための新設プロジェクト移行。
- 要点3:森田美勇人の脱退を経て6人体制となった2026年現在、自主レーベル運営や各分野での単独主演など、日本のボーイズグループにおける「自立型モデル」の先駆者として確固たる地位を確立。
【元の名前の正体】ジャニーズJr.時代の伝説的ユニット「Love-tune」とは何者だったのか
セブンオーダーのルーツであるLove-tune(ラブ・トゥーン)は、2016年3月にジャニーズJr.内ユニットとして結成が発表されました。ユニット名は「愛(Love)」と「旋律・調和(tune)」を掛け合わせた造語であり、当初は安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人の4名でスタートしました。
その後、同年5月の『ジャニーズ銀座2016』公演を通じて萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の3名が合流し、ファンから絶大な支持を集める「7人体制のLove-tune」が完成します。当時のジャニーズJr.黄金期において、彼らは明確に異彩を放っていました。最大の武器は、全員が楽器を演奏する本格的なバンドスタイルと、キレのあるアグレッシブなダンスパフォーマンスを1曲の中で自在にスイッチするハイブリッドな表現力でした。
各メンバーのキャリアも極めて華々しいものでした。最年長としてグループを牽引した安井謙太郎は、ジュニアでありながらラジオ番組『らじらー! サタデー』のメインパーソナリティを務め、MC力の高さでJr.全体のまとめ役を担っていました。また、阿部顕嵐はドラマ『近キョリ恋愛〜Season Zero〜』で主演を務めるなど、かつて所属していたTravis Japanでの活動経験も含め、圧倒的なビジュアルと華でグループのアイコンとなっていました。
2017年10月にはZepp DiverCityでの単独公演を成功させ、2018年3月には単独での横浜アリーナ公演(3公演・計約4万5,000人動員)を即完売させるなど、CDデビュー前でありながら既存のメジャーアーティストに匹敵する人気と実力を証明していたのです。

改名の決定的な理由と退所の真相|なぜ「全員一括退所」という異例の道を選んだのか
飛ぶ鳥を落とす勢いだったLove-tuneが、なぜグループ名を捨て、事務所を去らねばならなかったのか。その直接の引き金となったのは、2018年1月に事務所側から提示された専属契約書の締結を巡る対話の齟齬でした。
当時、ジャニーズ事務所はJr.所属タレントとの契約関係を近代化・明文化するため、一律の契約書面を取り交わす方針を打ち出しました。しかし、Love-tuneのメンバーたちは、提示された条件や将来のグループ活動の方針について、即座にサインするのではなく「一度持ち帰って内容を精査し、相談したい」と慎重な姿勢を示しました。権利やキャリアについて主体的に議論しようとした彼らの態度は、当時の旧態依然とした事務所幹部との間に決定的な溝を生むことになります。
この契約保留以降、彼らは地上波番組や主要雑誌の露出から段階的に外されるという、事実上の活動凍結状態に追い込まれました。そして2018年11月30日、有料公式ファンクラブサイト「Johnny's web」にて、メンバー7人全員の順次退所という前代未聞の公式発表がなされたのです。
同日をもって真田、諸星、萩谷、阿部、長妻の5名が退所。同年12月31日に森田、そしてラジオのレギュラー放送を全うした安井が2019年3月31日に退所し、全員が旧事務所を離れる形となりました。
退所後、彼らが「Love-tune」という名前を継続して使用できなかった理由は明快です。「Love-tune」の名称商標および知的財産権は旧事務所に帰属していたため、法的・ビジネス的に同一名義での活動は不可能でした。そこで彼らは2019年5月22日、「ハッピーをみんなで作り上げていく」という新たな理念を掲げ、「7ORDER project」を立ち上げ、グループ名を「7ORDER」としてリスタートを切ったのです。
【データ比較】Love-tune時代と7ORDER(セブンオーダー)の活動形態・体制の違い
旧事務所時代の「Love-tune」と、独立後の「7ORDER」におけるビジネスモデルおよび活動形態の変遷を客観的データに基づいて比較整理します。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| グループ名・商標 | Love-tune(〜2018) ↓ 7ORDER(2019〜現在) | 旧事務所が商標権を保有・管理 | 権利上の制約をクリアするための必然的改名であり、プロジェクト理念を再定義したポジティブな転換。 |
| 所属・運営体制 | 旧ジャニーズ事務所所属 ↓ 自社マネジメント&パートナーシップ契約 | 大手プロによる包括的専属契約 | タレント自らが意思決定権を握るエージェント・自立型運営への移行に成功。 |
| 音楽リリース形態 | CD未発売(オリジナル曲のみ) ↓ 日本コロムビアからメジャーデビュー(2021年1月) | Jr.時代は単独パッケージ盤の流通が極めて限定的 | 1stアルバム『ONE』がオリコン週間3位を記録。武道館2days公演(約1万6,000人動員)で完全復活を証明。 |
| メンバー構成の変遷 | 7人(結成時) ↓ 6人(2023年6月の森田美勇人脱退以降) | 男性グループの脱退は対立構造になりやすい | 円満な自己表現の追求としての離脱。現在も相互のリスペクトと交流が公に維持されている。 |

【実態検証】メンバー変遷の軌跡と森田美勇人の脱退がもたらしたグループの進化
7ORDERは2021年1月13日、1stアルバム『ONE』およびLIVE Blu-ray / DVD『UNORDER』を日本コロムビアから同時リリースし、メジャーデビューを果たしました。同日には日本武道館での単独公演2daysを開催し、独立系ボーイズグループとしては異例のスケール感でシーンの最前線へ返り咲きました。
順風満帆に見えたプロジェクトに大きな転換点が訪れたのは、2023年6月14日のことでした。メンバーの森田美勇人がグループを脱退し、プロジェクトから離脱することが電撃発表されたのです。
当時の発表資料および森田本人のコメントによると、脱退の理由は「自身の表現活動やアートワーク、ファッションプロジェクトへの専念」でした。アイドルやバンドという集団行動の枠を超え、個人としてより純粋なクリエイティブを追求したいという意志を、他の6人のメンバーも尊重し、背中を押す形での「前向きな門出」となりました。
ネット上やSNSでは一時、方向性の不一致を懸念する声も上がりましたが、脱退後もメンバーが互いの個展やソロ活動に言及し合うなど、泥沼の分裂とは一線を画す関係性がファンの安心感を生んでいます。
2026年現在、7ORDERは安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の6名で精力的に活動を継続しています。阿部顕嵐は数々の舞台や映画で主演を務め、長妻怜央はドラマ主演やバラエティで独自のキャラクターを開花させるなど、個々のタレントパワーを結集した「個にして全」のエンターテインメント集団へと進化を遂げています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|「事務所移籍」ではなく「完全な新設プロジェクト」
ネット検索や知恵袋などのコミュニティにおいて、7ORDERの成り立ちについて散見される代表的な誤解が「別の芸能事務所へグループごと引き抜かれた・移籍した」という言説です。
これは明らかな誤認です。彼らは既存の競合プロダクションに身を寄せたのではなく、自らの手で合同会社や関連プロジェクトを組成し、完全な自主独立とセルフプロデュースという極めて険しい道を選択しました。活動初期における会場の確保、音源制作、グッズ販売、舞台演出に至るまで、メンバー主導でパートナー企業と直接交渉を重ねて事業化しています。
この事実を踏まえると、7ORDERというグループを評価する視点において、以下のような明確な向き・不向きの判断基準が浮かび上がります。
- 7ORDERの歩みに共鳴できる人:
- 敷かれたレールの上ではなく、タレント自身が権利やクリエイティブの主導権を握って挑戦するプロセスを応援したい人
- バンドサウンド、舞台演劇、ファッションなど、多角的なカルチャー表現を楽しみたい人
- メンバー同士の対等なビジネスパートナーシップと深い人間的信頼関係に魅力を感じる人
- 違和感を抱きやすい人:
- 大手事務所の巨大な資本力によるプライムタイム番組への露出や、画一的なアイドル像のみを期待している人
- 過去のジュニア時代の衣装や世界観がそのまま固定化されることを望んでいる人

【プロの結論】芸能界の契約構造とタレントの自立から読み解くセブンオーダーの先駆性
芸能界の構造変化というマクロな視点から見ると、Love-tuneから7ORDERへの変遷は、日本のエンターテインメントビジネスにおける歴史的なパラダイムシフトの先駆けであったと位置づけられます。
昭和から平成にかけての日本芸能界は、事務所がタレントの育成からマネジメント、権利関係までをすべて包括的に抱え込む「パターナリズム(父権的保護関係)」が支配的でした。タレントは手厚い保護を受ける見返りとして、自己決定権やキャリアの主導権を大幅に委ねる構造が常態化していたのです。
しかし、Love-tuneの7人が2018年に直面した「契約内容への主体的な問いかけ」は、タレントと事務所が対等な立場で互いの境界線(心理的・法的なバウンダリー)を引き直そうとする正当なアクションでした。当時としては「異端」と見なされたその決断は、奇しくもその後の大手事務所の解体、エージェント契約制の普及、タレントの個人事務所設立ラッシュといった現在の業界トレンドを5年以上先取りしていたと言えます。
巨大な看板に頼ることなく、自らのアイデンティティとスキルを資本としてリブランディングを成功させた7ORDERの足跡は、これからのクリエイターが組織に埋没せず、自律的なキャリアを構築するための極めて重要なモデルケースとなっています。
【セブンオーダー 元の名前】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:セブンオーダー(7ORDER)の元のグループ名は何ですか?
A1:ジャニーズJr.(現・STARTO ENTERTAINMENT)内で活動していた7人組ユニット「Love-tune(ラブ・トゥーン)」です。2016年3月に結成され、2018年末から2019年春にかけてメンバー全員が退所しました。
Q2:なぜ「Love-tune」という名前をそのまま使わなかったのですか?
A2:「Love-tune」の商標権およびグループ名に関する知的財産権は旧事務所が保有していたためです。独立に伴い、法的・権利的な観点から名称を引き継ぐことはできず、新たな理念を掲げて「7ORDER project」として再スタートを切りました。
Q3:森田美勇人さんが脱退したのはなぜですか?現在の人数は?
A3:森田美勇人さんは2023年6月14日、自身のアートやファッションなど個人の表現活動に専念するために円満脱退しました。そのため、2026年現在は安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の6名体制で活動しています。
Q4:阿部顕嵐さんはLove-tuneの前にもグループに所属していましたか?
A4:はい。阿部顕嵐さんはLove-tune加入前、同じくジャニーズJr.内の人気ユニット「Travis Japan」の初期メンバーとして活動していました。その後、Love-tune専任となり、現在の7ORDERへと至っています。
まとめ:先駆的なリブランディングが切り拓いた7ORDERの現在地と未来
セブンオーダーの「元の名前」であるLove-tuneの物語は、単なるアイドルの改名劇にとどまりません。それは、自分たちの表現とキャリアの主権を取り戻すために下した、勇気ある決断の記録でもあります。
2018年の全員退所という激動の冬を乗り越え、2019年の「7ORDER project」始動、2021年の日本武道館メジャーデビュー、そして2023年の森田美勇人の脱退と6人体制への再編。彼らは逆境を迎えるたびにグループの結束とクリエイティブをアップデートさせてきました。
自らの意志で名前を選び直し、道を切り拓いてきた7ORDER。彼らが築いた自立型の活動スタイルは、2026年のボーイズグループシーンにおいて、後進のタレントたちにも勇気を与える確固たる道標となっています。 (出典: セブンオーダー 元の名前(Yahoo!ニュース))